今どきのAndroidの節電アプリなど

いまのメイン機はiPhoneSE2ですが、最初のころはAndroidを使っていました。昔のAndroidはバッテリの持ちが悪かったり、パフォーマンスがいまいちということもあって有志のかたがチューニング方法を調べていました。私もroot化してカスタムしていました。

昔のNexus6を引っ張り出してきたのでちょっと環境をいじろうかと思ったのですが・・・ここ数年でいろいろと変化があったのですね。root奪取にMagiskが使われているのは聞いていましたが、Xposedおよびそのリポジトリがなくなっていることにはびっくりです。また以前にくらべるとその手の情報も若干減っており、root化するメリットが薄くなったのかぁとも感じました。


さてAndroidでの昔の節電アプリの定番といえば「Greenify」と「Amplify」だと思うのですがどちらもメンテナンスが止まっていますね。改めて調べた結果以下のようなツールを導入してみました。すべてroot化要です。

1. FeraDroid Engine (FDE)
https://github.com/feravolt/FDE.AI-docs
カーネルパラメーターを自動チューニングするアプリ。この手のアプリは類似にものがありますが、そこそこ有名みたいだったのでこれにしてみました。以前はMagiskモジュールとして動作していたようですが個別アプリになったみたいです。積極的にDeep Dozeモードにはいることもできるので、Greenifyの代わりになります。

2. Advanced Charging Controller (ACC)
https://github.com/VR-25/acc
最近のスマホに搭載されている「いたわり充電」のような仕組みを提供するアプリ。最大充電容量を制限したり、バッテリー温度が上がりすぎた場合充電をゆっくりまたは停止するようなことが可能です。別途Front-endアプリを入れることでGUIにて操作が可能なようですがGUIアプリのほうはメンテされていません。ターミナルまたはadbシェルから設定変更等を行います。我が家のデバイスではデーモン再起動で固まってしまう・・・が設定変更を頻繁にしないのでまあOK。

3. zRAM Swap Manager
https://github.com/VR-25/zram-swap-manager
ベースにしているLinegeOS 18.1に元々ある機能なのかもしれませんがよく調べもせずに入れてみました。オリジナル2976MB→圧縮後4823MBまでRAMが使えるようになるらしいです。

(2024/1/5追記)LinegeOSのデフォルトでも512MBでswappiness=60でzramが有効になっていました。zRAM Swap Managerではswapを大きく確保するとともに低負荷時には積極的にスワップアウトさせる挙動(swappiness=100)になるみたいです。パラメーター的には。

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