家を新築したので自宅のネットワーク環境を見直すことになりました。
以前にも記載しましたが、我が家ではISDNの頃からぷららにお世話になっていました。ここ10年ほどはぷらら光メイト with フレッツ(プロバイダとフレット光別契約)だったのですがフレッツ光の2年割も終了してしまいましたし、光新規契約であれば工事費相当割引というような広告も見かけていたので乗り換えることにしました。
変更するに当たり条件にしたのは、ポート開放により宅内のNASにVPNをつかってアクセスできること。めったに使うことはないのですが、外出先からファイルを取得したり、海外出張の際に日本経由でのアクセスとするためにVPNを経由していたりしました。ぷららではPPPoE(IPv4)とIPoE(IPv4 over IPv6)が併用できたのでそれで運用していました。→ぷららでIPv4 over IPv6接続してみた(OpenWrt編)
ちなみに新宅のドアホンを外部からアクセスできるタイプのものにしたのですが、こちらもポート開放を推奨していました。(しなくても使えますが、今どきポート開放すべきというような機器は見かけないですね)
宅外接続に時間がかかったり接続できないことがある [外でもドアホン]
PPPoEとIPoEが併用できるプロバイダを探してみたのですが、とあるプロバイダでは「ドコモ光ネット+プロバイダ」だとNGで、プロバイダ直接の光コラボだとOKみたいな情報もありましたが契約してみないとわからない感じでした。そんななかで見つけたのが今までVNEとしてお世話になっていたアサヒネットでした。
1回線(1契約)で「IPv6接続機能」を利用する場合に、IPv4とIPv6を同時に使うことができるか知りたい。
他社に比べて料金が安いわけではありませんが、ぷらら経由でお世話になっていましたし回線品質に不安がなかったのでアサヒネットにお願いすることしました。
てなわけで、新規工事割引キャペーンなどを期待して以下のような申込みをしたのですが、
- 新規工事割引キャンペーンを利用したい
- 旧宅と新宅は徒歩圏内なので電話番号をそのまま引き継ぎたい
電話番号を継続利用するには以下のような方法しかないとのことでした。
- 旧宅の回線をアナログ戻しを行ってから、光回線の新規工事をアサヒネット経由で行う
→メタル回線はすでに撤去されているし、はるか昔に休止扱いにしたアナログ契約は消滅しているはず - 旧宅の回線をNTTに移設作業を依頼し、その後アサヒネットに転用する
→NTTに移設工事費を支払う必要があるので、新規工事割引のキャンペーン等は適応されない - 旧宅の回線にてアサヒネットに転用し、その後移設工事を依頼する
→移設工事費は別途必要。転用キャンペーンも移設時に権利が消滅する
※これは2024/11の状況なので2025/1から始まった番号ポータビリティ制度の状況下では異なるかもしれません。
結局電話番号を引き継ぐことを優先したため、NTTに移設工事をお願いしその後アサヒネットに転用しました。そんなわけで当初目論んでいた新規工事割引は利用できず転用キャンペーンの割引だけ享受を受けることになりました・・・