ubuntu 20.04でAmazon Kindle

先日ubnutuを入れたばかりなのですが、ubuntuってWindowsアプリも動かすことができるのですね。Amazon kindle Appをどうしてもいれたかったわけではないのですが、結構手順がひつようだったのでメモ代わりに記録しておきます。

私の理解でいうとこんな感じです。

Wine

Windows Emulation環境。仮想ドライブ内にWindows環境を構築し、その中でWindowsアプリを動作させUIだけデスクトップ環境に表示させる。操作のほどんとはコマンドライン。

Playonlinux

wineをGUIベースで使うためのフロントエンド。アプリごとに個別の仮想ドライブを用意したりアプリのインストールを支援してくれる。

環境

$ hostnamectl
Icon name: computer-laptop
Chassis: laptop
Operating System: Ubuntu 20.04.4 LTS
Kernel: Linux 5.13.0-39-generic
Architecture: x86-64

$ wine –version
wine-7.0

$ playonlinux –version
PlayOnLinux 4.3.4

$ winetricks –version
20200412 – sha256sum: 7651c93e39fcb080483c38836513bf912273a87ea97d137f6b958ed3d9628c3d

Amazonのサイトからkindle-for-pc-1-31-60170をダウンロードしてきてインストールしてみました。Geckoなるモジュールが足りないと言われますが自動的にインストールされアプリが起動しました。しかしみなさんがハマっているようにメニューが文字化けしていて読めない…

レジストリでフォントを読み替える方法と、仮想環境に日本語フォントをインストールする2つの回避方法があるようですが前者では改善の兆しなし。後者でも効果がなくて困っていました。

試行錯誤してわかったのは、Web上で案内されているwinetricksをつかったフォントのインストールはplayonlinux環境を加味していないこと。以下のようにplayonlinux上の仮想環境を明示してフォントをインストールすることにより文字化けは解消しました。

$ WINE_PREFIXES=<ホームディレクトリ>/.PlayOnLinux/wineprefix winetricks prefix=<仮想ドライブ名>

playonlinuxを利用することにより、アプリ毎に仮想環境を用意できるのは試行錯誤ができて便利だなぁと思いました。

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